小田原市板橋の海と山々を望む大パノラマ邸宅
こんな絶景を毎日眺めることが出来る小田原市板橋の中古邸宅のご紹介です。
少し忙しすぎたらスマホの電源を落としてベランダで、日がな一日海を眺めてみるか
移住先として人気の高い小田原駅周辺、最近では駅近い新築分譲マンションの供給が多くなり、小田原を知れば知るほど手軽なマンションだけでなく、根をおろす永住先として土地建物を求める方が多くなったと感じます。
都心からの移住者の方に特に好まれるのはやはり、いわゆる高級住宅地。高級住宅地といえば小田原の南町・板橋が選択肢に入り、昔から地元民でも周知のハイソなエリアとなっております。
板橋のエリアは特に歴史が深く、後述で記載するが小田原市在住の私もほとん深くは知らないものばかりでした。
今回の物件は その板橋エリア南ひな壇の邸宅地の、しかもその頂上に位置する物件のご紹介でございます。
相模湾の水面に輝く陽光がキラキラと美しく、その目線の先には真鶴岬、遥か先の伊豆大島もくっきりと見渡せることができます。
また、目線を落とせば西湘バイパス、箱根ターンパイクを行き交う車や東海道線、箱根登山鉄道、新幹線。車両の灯りも夜になるとまるでジオラマの様に楽しませてくれます。
また正面に一夜城の石垣山、右手に箱根の二子山が望め、目にも優しい緑深き山肌が時折風になびかれ表情を変えていきます。
交通は小田原駅よりバス6分、城南中学前のバス停より徒歩2分の場所に位置し、小田原駅発の箱根登山鉄道なら小田原駅より次の駅、箱根板橋駅が最寄りとなっています。
位置的には小田原駅からだと小田原競輪場を過ぎて谷津方面に向かう途中のバス通りに建ってます。
春には道路向かいの城南中学の敷地に桜が咲きほこり華やかです。
夜の景色もさぞかし綺麗なんだろうと思える。特に最近見上げなくなった夜空の星もここならきっとくっきりと見えるはず。
オーナー様のお話だと8月半ばごろにはベランダでデッキチェアに寝そべりながら流れ星を数えることが出来るそう。
猛暑とは無縁だったお話し
ここ最近の日本の夏の気温は過酷で、特に天気予報でも関東の熊谷、甲府などの気温を見ると目を丸くしてしまう。
小田原は比較的都内周辺よりも夏は過ごしやすく、もちろん冬も温暖なので気候は安定してるのだが、さすがに猛暑日となると厳しい暑さです。当然、6月くらいからエアコンをつけはじめ7.8月はエアコンを常時運転している状態。
ただし、こちらの邸宅は風通し、いや風通しだけではなく天然のエアコンさながらの涼やかな風が常時運転であり、心地良い。昨年はエアコンとは無縁の生活だったようです。
四季折々の自然と、庭に生息する木々たち
”greace”しとやか・上品という花言葉がお似合いのピンクの薔薇
庭には、椿、梅、蝋梅(ロウバイ)、金木犀(キンモクセイ)、しだれ桜、ハナミズキ、多種類の紫陽花やサツキも毎年眼を愉しましてくれます。
また玄関わきには椿、柚子の木があり冬には200個ほど実をつけてくれます。
湘南ゴールド、ビワの木も種から育ち、やがて実をつける予定です。
この庭にはメジロやシジュウカラ、稀にキジも姿を見せることがあり、早春には、ふきのとうや土筆、春本番にはニワゼキショウやネジバナ、タツナミソウの可愛らしい花々が色どりを魅せます。
旧別邸が点在する板橋
公爵や茶人、旧政財界人がこの地を愛でて別荘をこぞって造ったとされる地
ここ板橋は公爵や茶人・旧財界人が気候の良さと眺望に魅かれ板橋を別荘地として選定し明治・大正期に別荘建築ブームを博した地域。松永記念館内の国登録文化財の茶室や松永安左エ門の旧宅である老欅荘、池泉庭園などが観光スポットとなっています。
また 白秋童話の散歩道由来の、みみずくの家伝肇寺、小田原市の別邸街歩きMAP記載でお馴染みの皆春荘、古稀庵、清閑邸などが徒歩圏内にあり板橋の歴史を偲ばせる風景、邸宅群を散策出来ます。
借景という言葉があるが近所を散策するだけで希少で歴史的文化を享受できます。優雅な庭園が目先にあり凛とした空気を五感で感じることのできる地域です。
古稀庵
現在はあいおいニッセイ同和損保の研修施設となり週末のみ一般解放される
山月
明治、大正期の実業家大倉喜八郎にて建築された別荘。一時期料亭でも利用され、京都御所を模した庭園を有する国登録有形文化財
皆春荘
山形有朋、清浦奎吾の別邸であった建物。こちらも庭園が魅力。
テレビ小説で放映中の「虎に翼」ゆかりの甘柑荘
日曜のみ公開
旧お屋敷を巡ると、どこを訪ねてもとても渋く、風光明媚でありその時代の建築物の造型が繊細であり文化的で芸術的な要素を持ち美しい。
庭園造りにこだわりを持った日本文化の特徴でありと言えます。是非現代でも参考にし継承していきたいものです。
日本最古の上水道と言われる小田原用水
物件から旧東海道まで下ると用水を利用していたかつての生活が思い浮かぶ。用水沿いには家が建ち並び今でも当時の面影を残している。
旧街道までおりれば、街道沿いに残る古いなりわいの伝統ある建物が点在し、内野醤油店など見学できる施設や近頃では、街道沿いの建物や蔵をリノベーションしてカフェや茶室をオープンしているのを見かけるようになりました。
国道1号線も坂を降りればすぐ5分程度で、箱根駅伝の沿道の観戦も楽しいこと。小田原中継所が間もなくの場所で観戦できます。
コロナが明け、襷をつなぐ選手を応援する人だかりがお祭りの様で活気がある。
また、少し足を延ばせば早川、漁港へとたどり着きます。
小田原漁港で水揚げされる新鮮な海の幸が手に入るのも ありがたい。
イワシ、カツオ、アジ、カマスなど、今年は珍しくニュースになるほどブリが大量に揚がりました。
小田原漁港近くの食事処や浜焼き場ではいつも鮮度の良い魚介類が味わえます。
また、漁港の駅TOTOCOも 観光スポットとして観光客が増え賑わいをみせ着実に進化をつげています。
海と山、広大な自然を背景に四季の移ろいを感じる
一瞬F・ライト様式の自然と建築の融合のとある作品を思い浮かべてしまう様な建築物。
建物が外の空間と一体化し自然に溶け込むような感覚。
ひさしが深く水平基調の造型がプレイリースタイルを彷彿とさせ、年代はそれこそ経過しているが当時の建築仕様ではかなりモダンな精度の高いデザインであっただろうと推測できます。
建物の内部は天井が高く、いわゆる大衆的では無いが嫌味が無くバランスがいい。アメリカのミッドセンチュリーを思わせ、遊びがありシンプルな佇まいです。
時を経て深みが出て重厚感が増した感じがするが、何故か今どきの感じが漂います。
アトリエスペースもあり、オーナーの作品がいたるところにある。アトリエ部分は建物外として平成18年に造られた。お住まいのご夫婦とも芸術関係の仕事を長くされており、都内から十数年前に移住された。都内出身の方はやはり田舎が長くても都会的な感じが漂う。作品の行程やご自身の従事されたお仕事や係わった恩人などのお話しを楽しそうにされる。お人柄の良いご夫妻で時間があっという間に過ぎてしまう。人柄の良さと明るさは好印象に写り、家を売るうえで大事な要素となる場合が多いかもしれない。
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